2025/02/14 07:49

多くの人は運というものを、何か得できるものだというふうに思ってるんです。
運のない人って神様に「運をください」ってお願いするけど、あなたにないものを神様は与えられないの。
それで、「私に運をください」ってお願いするのって、「私は運がないんです」と言ってるのと同じなんです。
だから、その人には運がないことが起きるんだよ。
なぜかって、あなたの出したものが運ばれてくるんだよ。
運がいい人って、「私は運がいいんです」って言いながら努力するような人なんです。
そういう人はまた「運がいい」っていう波動を出してるから、神様は同じものを与えてくれるの。
「お金がほしい」と言ってる人は、「お金がない」って天に向かって言ってるのと一緒なの。
そうすると、さらに“お金がない”っていう結果が起きてくるんだよ。
だから多大なる努力をしておいて、なおかつ謙虚に「自分は運がよかったんです」って言える人が、本当に運のいい人なんだよね。
そしてさらにすごい人は、自分の努力を忘れちゃうんです。
それで、本気で運がいいって言ってるの。
こういう人には勝てないんです。
だから、運がいいのにも段階があるんだよね。
一生懸命努力しても謙虚に「運がいいんです」って言う人。
そして一生懸命努力してることも忘れちゃって「運がいいんです」って言う人。
そういう人って「楽しかった、楽しかった」と言いながら、「運がよかった」って言ってるの。
それで、ここまで来ると天が味方するんだよ。
だから、天に「食えないからなんとかしてくれ」ってお願いするんじゃなくて、まずは自分で努力して食えるようになるの。
神様は必ず、その人にあるものを与えてくれるんです。
ないからくれるんじゃないの。
神様はその人が努力して、努力して、さらに楽しく努力して、あり余るほど持ったとき、さらに与えてくれるんです。
だから、有名になりたいからなれるんじゃないの。
私みたいにただ仕事が好きで一生懸命やってきて、すると出版社さんからその成功の秘訣を本にしてくださいって言われて本を出すと、有名になりたくなくても有名になるの。
それで、さらに有名になるようなことが起きてくるんです。
だから望もうが望むまいが、望んだものを与えてくれるんじゃないの。
あなたが持っているものをくれるんだよ。
わかるかい?
悲しみを持っている人には悲しみをくれるんだよ。
そういう目で見てみると、しあわせな人にはさらにしあわせが与えられてるの。
なぜかって言うと、出した波動が返ってくるから。
だからまず、あなたがしあわせになり、豊かになること。
「ああ、豊かだなぁ」とか「日本に生まれてよかったな」とか、そういう考え方が大切なんです。