2024/09/19 08:07


愛があれば、友達だろうが恋人だろうが、心から信頼できる相手に出会えます。 


愛は信頼でもあるから、自分が愛を出していれば、やっぱり信頼できる人が集まってくるんだよね。


そうすると、自分のことを認めてほしいとかっていう承認欲求なんかもなくなる。 


世間には、人から認められたい、褒められたい、尊敬されたい・・・みたいな承認欲求の塊みたいな人もいるけど、そういう人はやっぱり顔がいけない(笑)


いや、顔のつくりがどうだと言ってるわけじゃないんです。 


自分否定だらけの、不平不満や愚痴の波動が顔からにじみ出ているってことだよ。


それから、承認欲求の強い人が喋ってるのを聞いてみな。 


使う言葉が乱暴だったり、なにかと暗い言葉を口にしたり、ジメっとした覇気のない感じだったりで、愛が感じられないと思います。


こういう人だから、承認欲求が出てきちゃうんだよね。


過剰な承認欲求で、がんじがらめになっちゃってるの。


承認欲求の強い人が、笑顔と明るい言葉を使いはじめると、人にマウントを取ったり、見栄を張ったり、自慢したりっていう承認欲求がどんどん消えていきます。


愛が出てきたら、まず自分を否定する考えがなくなるの。


どんな自分でも、最高だと思えるんだよ。


自分で自分を認められたら、誰かに承認してもらわなくたって、自分に価値を感じられるよね。


だから威張る必要もなければ、人に認められたいとも思わなくなる。


その証拠に、ひとりさんを見てごらんよ。


誰よりも自分を認めて褒めまくっているから、ほかの人に賞賛してもらいたいとか考えたこともない。


いつも自分で自分を大絶賛してて、それだけでもうお腹いっぱいなの(笑)


自分で自分を満たせば、人に満たしてもらいたいとは思わないんだ。


なかには、ひとりさんは成功者だし、みんなに好かれてるから承認欲求がないんでしょって思う人がいるかもしれない。


でも私は、このスタンスは子どものときからずっと変わらないよ。


大人になって、 成功したから自分が好きになったとかじゃないんです。


というか、生まれてこのかた自分否定というものをしたことがないからこそ、納税王という成功や、最高に信頼できる愛のある仲間たちにも恵まれた。 


私はそう思っています。


斎藤一人 著
『今はひとりでも絶対だいじょうぶ』より