2024/09/03 08:03



とにかくしあわせって、なにがあっても
「100%しあわせだ」と思えるかどうかなんです。   

イヤなことがあっても
「こんなのはしあわせの一部ですから」って言える人に、しあわせがどんどん訪れます。   

「ついてる人には悪いことは起きない」のではありません。   

ついてる人にも悪いことは起きます。   

ただ、起きても捉え方が違うんです。   

いちいち起こることに左右されて、不機嫌になっていたら、本当のしあわせにはなれないよね。   

多くの人はしあわせを過大評価しすぎてるんです。   

人生にはいろんなことが起きるし、いろんなことが起きないと人生はつまらないもの。   

「いいことがあったらしあわせ」っていうのは“願い”なんです。   

そうだとしたら、願ったことが実現しないとしあわせにはなれないことになるよね。   

でも私が言っているのは“思い”なんです。   

いいことがあったらしあわせ。   

悪いことがあっても、それはしあわせの一部。   

そう思うと、すべてがしあわせになるんです。   

私はいつも機嫌がいいんです。   

それを見てよく「ひとりさんはイヤなことがないんですね」って言われます。   

みんなが思うようなイヤなことは私にもあるけど、私はそんなことでいちいち不機嫌にはなりません。   

だって、そんなことが起こるのは織り込み済みだし、それもしあわせの一部なんだよね。   

それで、「豊かだからそういう気持ちになれるんですか?」って言われるけど、そういう気持ちでいたから豊かになったんだよ。   


斎藤一人 著   

『大丈夫だよ、すべてはうまくいっているからね』より