2024/07/01 08:03



とにかくしあわせって、なにがあっても
「100%しあわせだ」と思えるかどうかなんです。  

イヤなことがあっても
「こんなのはしあわせの一部ですから」って言える人に、しあわせがどんどん訪れます。  

「ついてる人には悪いことは起きない」のではありません。  

ついてる人にも悪いことは起きます。  

ただ、起きても捉え方が違うんです。  

いちいち起こることに左右されて、不機嫌になっていたら、本当のしあわせにはなれないよね。  

多くの人はしあわせを過大評価しすぎてるんです。  

人生にはいろんなことが起きるし、いろんなことが起きないと人生はつまらないもの。  

「いいことがあったらしあわせ」っていうのは“願い”なんです。  

そうだとしたら、願ったことが実現しないとしあわせにはなれないことになるよね。  

でも私が言っているのは“思い”なんです。  

いいことがあったらしあわせ。  

悪いことがあっても、それはしあわせの一部。  

そう思うと、すべてがしあわせになるんです。  

私はいつも機嫌がいいんです。  

それを見てよく「ひとりさんはイヤなことがないんですね」って言われます。  

みんなが思うようなイヤなことは私にもあるけど、私はそんなことでいちいち不機嫌にはなりません。  

だって、そんなことが起こるのは織り込み済みだし、それもしあわせの一部なんだよね。  

それで、「豊かだからそういう気持ちになれるんですか?」って言われるけど、そういう気持ちでいたから豊かになったんだよ。  


斎藤一人 著  

『大丈夫だよ、すべてはうまくいっているからね』より