2024/05/03 08:04



人間は何度も生まれ変わります。

何のために何度も生まれ変わるのか、わかりますか?

それは「魂」を向上させるためです。

では、どうすれば魂を向上させることができると思いますか?

それは「知恵と忍耐」を学ぶことです。

人が生まれると、そこには誰でも「試練と困難」が用意されています。

そして、その人の人生にとって、ちょうどいい時期に、「試練と困難」が現れるようなしくみになっているのです。

「試練と困難」が出てくると、それを解決するために、人間は「知恵と忍耐」が必要にならります。

つまり、そこでどうやって解決すればいいかという「知恵と忍耐」を学びながら、魂を向上させるわけです。

これは”決まり”なんですね。

命って「”人”は”一”度は”叩”かれる」と書きます。

人は生きていれば必ず試練や困難といった、叩かれるような出来事が起こることになっていて、そのときにどんな心構えでいられるかがとても大切なんだよね。

たとえば、困難に怖気づいちゃう人。

さらには「困難は来なきゃいい」と思っている人がいたとします。

こういう人は、だいたい困難に負けちゃうんだよね。

どれだけイヤでも、どれだけ逃れようとしても「試練と困難」は現れるようなしくみになっているの。

私はよく「困ったことは起きないよ」って言うんだけど、それはつまり「困ったことが起きるのは魂の成長のためだよ」っていうことなの。

それは困難じゃなくて”階段”みたいなものだから。

起こったことに対して「困難だ」と思うか「成長するための階段だ」と思うかで、人生そのものに対するとらえ方も味わい方も全然違うよね。


斎藤一人 著

大富豪が教える「お金に好かれる5つの法則」より