2024/03/01 07:53



子どもだけでなく、大人にも多いのが、勉強ができない(できなかった)ことで自分の価値を下げている人です。

いま勉強ができなくて悩んでいる子。

学生時代に勉強が苦手で、いい大学を出られなかったというコンプレックスを持っている人。

そのどちらも、あなたの人生に必要ない劣等感だよ。

勉強が苦手な人って、すぐ自分をバカだと決めつけたり、卑下したりすることがあるんだけど、それって本当に愚かなことなの。

自分で自分の価値を下げるのって、勉強ができないことよりもずっと罪深いよ。

あのね、「勉強が苦手=頭が悪い」というのは大いなる勘違いなんです。

確かに世間では学校の勉強が重視されるし、勉強ができると「すごいね」「頭がいいね」なんて周りから褒められます。

子どもの場合、成績がいいと親も喜ぶから、自然と「勉強ができなきゃいけない」みたいな刷り込みもあると思うんだよね。

もちろん、勉強ができるのはいいことなの。できる人はどんどん勉強して才能を伸 ばせばいいし、それでみんなの役に立てば喜ばれるよね。

ただ、勉強ができないからって頭が悪いわけじゃないし、勉強が苦手でも成功する人はたくさんいます。

学校の勉強ってさ、ほとんどが記憶力の問題なんだよね。

記憶力のいい人はおおよそ勉強ができる。 記憶力と成績って、だいたい比例するらしいんです。

じゃあ記憶力のよさが成功と比例するかというと、これはまったく関係ない。

さっきも言ったようにひとりさんは勉強が超苦手だったし、正直、テストでは赤点ばかりだった(笑)。

それどころか、まともにテストを受けないこともザラだったから、テストを受けたときはそれだけでもすごいよねって話で(笑)

そんな私が納税日本一になろうとは、周りは誰も想像してなかったと思います。

ところがふたを開けてみたら、常識を破りまくって大出世しちゃった(笑)

自慢したいわけじゃないんです。

私が言いたいのは、愛を中心に生きていれば、誰だってそんな奇跡が起きるよ。 

最高の常識破りができるよってことなの。

ひとりさんだから成功できたとか、ひとりさんはたまたま運がよかったとか、そういう話ではない。

運気だって未来だって、あなたの心がけ次第でいくらでも変えられるの。

あなたも成功したかったら、愛を出しなっていう簡単な話なんだ。 


斎藤一人 著

『常識をぶち破れ』より