2024/01/17 08:19



自分は、花として生きているだろうか。花のような顔をしてるだろうか。     

そういう目で、鏡見ないとダメだよ。     

人間界の花で、振り向いちゃうようじゃなきゃダメなの。     

だって、他人は、まず外見から入るんだもん。     

「人間は中身ですよ」っていうけど、中身って他人にはわかんないもん。裸になっても、わかんないんだよ。     

洋服着てなくても、あなたの心の中は誰にもわかんないんだよ。     

それなのに、「中身で勝負です」って、いってる人もいるけど、中身で勝負する前に、包装紙とか、いろいろあるでしょ、って。     

いろいろあってはじめて選んでもらえるじゃない?     

それでもって、「素敵な人ですね」って、いわれるんでしょ。     

人と話をしているとき、肯定的なこといったり、ね。     

否定的なこといわないで、     
「私は胴長だけど、座ると人より目立っちゃって、ツイてるんです」っていってる人がいたら、私はその人にホレボレするよ。     

だけど、順番ってあるじゃない?     

相手は、外から中へ入って来るんだよ。     

その外をしっかりしないとダメだよ。     

ブランドものを買え、とかいってるんじゃないんだよ。     

高価なものを買え、っていってるんじゃないの。     

あなたは、花なんだよ、って。     

私のお弟子さんたちも、ピンクの服を着たり、いろんなキレイな色の服を着るの。     

それで、女性はどんどんキレイになる。     

男性は、どんどん魅力的になるの。     

そしたら、ここが天国なの。     

だって、男が魅力的で、女がきれいだったら、天国でしょ。     

ますます死にたくなくなっちゃいますよ(笑)     

ここが天国なんだよね。     


斎藤一人 著     
『心が千分の一だけ軽くなる話』より