2023/10/16 08:16

人間には、必要なものが三つあるんです。
一つは、体に栄養。
二つ目は、頭に知識。
三つ目が、ハートに「トク」というものがいるんです。
「トク」って、損得の得じゃないですよ。
人徳の得。
「あの人、人徳あるわねぇ」っていう、人の徳の話なんです。
それで、ハートには、この徳というものがいるんですけど、この前、「徳って何ですか?」っていう話になっちゃって・・・。
昔の人は、よく、「あの人、人徳があるね」とかって、いったんだけど、今はなくなってきちゃったんですね。
それで、徳って何ですか? って、いうことなんですけど・・・。
人の心が軽くなること。
それから、人の心が明るくなること。
こういうことをする人が「徳がある」っていうんです。
いつも暗そうな顔してる人がいるでしょ?
実はあれ、あれだけで罪なんですよ。
だって、その顔を見てるだけで暗くなっちゃう。
ホントなんですよ。
だけど、いつもニコニコしてる人だと、その人がいるだけで、しあわせな気分になっちゃうでしょ?
だから、自分の顔がニコニコしていられるか。
それから、話をすると、相手の気持ちを軽くしちゃう人。
話して、人の気持ちが明るくなって、軽くなるようなことをしていれば、その人って、人徳がどんどん、どんどん、ついてくる。
だから、私はお弟子さんたちに、「笑顔でいなさいよ」って、いうのだけど、それは、笑顔でいると、人徳が全然違うからです。
それで、人徳がある人って、いいことばかり起きるのです。
ところが、暗そうで、重そうな顔をしてる人がいるんですよね。
そういう人に限って、方位で、「こっちに行かないほうがいい。あっちに行かないほうがいい」って、いうけれど、方位が悪いんじゃないですよ。
西へ行こうが、東へ行こうが、その人が行くんですよね?
その人の行くところに、悪いことが起きるんですよね?
ということは、その人が、何か間違ったことをしているということです。